“荷担ぎ”の読み方と例文
読み方割合
バガジス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、けるところまでというとやっと承知して、あくる日、荷担ぎバガジスとともに密林をわけはじめたのである。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
荷担ぎバガジスは、荷がかさんだので値増しを騒ぎだし、土はあかく焼けて亀裂がい、まさに地の果か地獄のような気がする。灌木かんぼくも、その荒野にはところどころにしかない。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「とんでもねえ。荷担ぎバガジスにゆきァ、死ににくようなものさァ」
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)