草鞋喰わらじくい)” の例文
鹽「誠に草鞋喰わらじくいと云うものは悪いものでな、其の癖山道は歩きつけていたが、平地ひらちかえって草臥くたびれるというのは何ういうものだろう、これ/\女中、これから大宮宿までは幾程いくらあるな」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)