茶受ちゃうけ)” の例文
寒餅かんもちはわるくならぬ。水にひたして置いて、年中の茶受ちゃうけせわしい時の飯代り、多い家では一石も二石も搗く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
わしこういうぞんざいもんだで、お辞儀の仕様もねえ。婆様がよッくハイ御挨拶しろと云うてね、お前様うまがらしっけえ、団子をことづけて寄越よこしやした。茶受ちゃうけにさっしゃりやし。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)