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苆
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すさ
ふりがな文庫
“
苆
(
すさ
)” の例文
と
襟
(
えり
)
に手をかけて
抱起
(
だきおこ
)
すと、
情
(
なさけ
)
ないかな下にあったのは
苆
(
すさ
)
を切る
押切
(
おしきり
)
と云うもの、是は畳屋さんの庖丁を
仰向
(
あおむけ
)
にした様な実に
能
(
よ
)
く切れるものでございますが、此の上へお園の乗った事を知らずに
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ともがいているうちに、お園がウーンと身を
慄
(
ふる
)
わして苦しみ、パッと息が止ったから
恟
(
びっく
)
りして新五郎が見ると、今はどっぷり日が暮れた時で、定かには分りませんが、側にある
苆
(
すさ
)
が真赤に血だらけ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
苆
漢検1級
部首:⾋
7画