芬郁ふんいく)” の例文
野外に逍遙して芬郁ふんいくたる花香をかぐときに、其花の在るところに至らんと願ふは自然の情なり、其花に達する時に之を摘み取りて胸にはさまんとするも亦た自然の情なり、この情は底なき湖の如くに
「歌念仏」を読みて (新字旧仮名) / 北村透谷(著)