艶書いろぶみ)” の例文
旧字:艷書
早「あれ駄目だね、流行唄じゃアねえ、づくしもんだよ、艶書いろぶみだよ、丸めて打棄っては仕様がねえ、人が種々いろ/\丹誠したのによ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
すると女の艶書いろぶみつて児守子こもりっこに頼んで手紙を其のおさむれえに渡すと、おさむれえが惚れた女からよこした手紙だから飛立つように喜んで、其のふみを開いて読んでしまい
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あ「艶書いろぶみが人に頼まれるものかね」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)