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艶事
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つやごと
ふりがな文庫
“
艶事
(
つやごと
)” の例文
何か道ならぬ
艶事
(
つやごと
)
、ある影の中の女、ある
媾曳
(
あいびき
)
、ある秘密、そういうことに違いないと彼女は思い、少しばかり探ってみるのも当然だと考えた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
その感傷的な誘引を、クリストフと自分との
艶事
(
つやごと
)
に比較することなどは、彼女の頭に浮かびもしなかった。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
ここにおいて
飛耳長目
(
ひじちょうもく
)
の徒は忽ちわが身辺を
揣摩
(
しま
)
して
艶事
(
つやごと
)
あるものとなした。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ジルノルマン氏は彼がバビローヌ街の兵営の付近でやってる
艶事
(
つやごと
)
の話を聞き飽きてしまった。その上ジルノルマン中尉は、時々三色の帽章をつけ軍服を着てやってきた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
彼女は彼女のいわゆるクリストフとグラチアとの
艶事
(
つやごと
)
なるものをよく見てとっていた——(彼女の眼はなんでも見てとった。)そして艶事は彼女の畑だったので、非常に面白がった。
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
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ジルノルマン氏は微笑して言った、「なあに、ちょうど娘のあとを追う年頃だ。」時とすると彼はつけ加えた、「いやはや、ちょっとした
艶事
(
つやごと
)
と思っていたが、どうも本気の
沙汰
(
さた
)
らしいぞ。」
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“艶事”で始まる語句
艶事師