舗床ペーヴメント)” の例文
位地いちは津田の降りた舗床ペーヴメントと車道を一つへだてた四つ角の一端なので、二人の視線が調子よく合わない以上、夜と人とちらちらする燭光が、相互の認識をさえぎる便利があった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)