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致死
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ちし
ふりがな文庫
“
致死
(
ちし
)” の例文
誰やらの詩で読んだ——
気狂
(
きちが
)
ひになつた詩人が
夜半
(
やはん
)
の月光に海の底から現れ出る人魚の姫を
抱
(
いだ
)
き
致死
(
ちし
)
の快感に斃れてしまつたのも、思ふに
斯
(
か
)
う云ふ忘れられた美しい
海辺
(
うみべ
)
の事であらう。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
之より社中の気風
益
(
ますます
)
固結して
曾
(
かつ
)
て動変することなく、
爾後
(
じご
)
王政維新の太平に逢い又無数の事変をも目撃したれども、報国
致死
(
ちし
)
は我社中の精神にして、今日我輩が専ら国権の議論を主唱するも
故社員の一言今尚精神
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“致死”の意味
《名詞》
致 死(ちし)
生体を死に至らしめること。死に至ること。
(出典:Wiktionary)
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“致死”で始まる語句
致死期
致死量
致死去