“致死量”の読み方と例文
読み方割合
ちしりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は約束に従って、君がここへ来るまでに、この内の一つへ致死量ちしりょうのジァールを混ぜて置いた。……僕は調合者だ。僕にコップを選ぶ権利はない。
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ッ。ボーイが、こっちを向いている。いやよろしい、窓の方を向いた。……いや、醤どの、うまくいったよ。あの無類の毒酒どくしゅを、まんまと三杯もしてしまったよ。致死量ちしりょうの十二倍はある。