「いまこそ、御出馬の機。——すぐ御出馬あらば、きょうこそ、少なくも秀吉勢の中堅に致命を与え得ること疑いもありません」
そこで、吉宗は、さっそく、藪田助八の手で、問題の真相を、側面から調べさせ、かたがた極力、これが越前守の致命とならないように警戒させた。
「ム、あれほどな敵勢が、致命をうけたような狼狽ぶりは、まさにそれか?」
戦火は彼らのもっとも身近な、しかも致命な所に、飛び火していた。
“致命”の意味
《名詞》
命に係わること。命を奪うこと。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“致命(致命者)”の解説
致命者(ちめいしゃ、el: μάρτυς, ru: Му́ченик, en: Martyr)とは、正教会で聖人に付されて記憶に用いられる称号。女性の場合は致命女(ちめいじょ)。信仰の立証者として全生命を代償に与えた者(致命した者)をいう。これに対し、信仰の立証者として苦難を受けた者のうち、死には至らなかった聖人には表信者の称号が付されて記憶される。
ただし、致命者に限らず正教会の聖人の称号には厳密な区分けは無いこともあり、直接に殺害されなくとも(例えば監禁・軟禁・抑圧状態下で死を迎えるケースなどで)、致命者として記憶される聖人もいる(モスクワの総主教聖ティーホンなど)。
他教派・他宗教でいう殉教者に該当するが、日本正教会ではこの語は用いない。
(出典:Wikipedia)
ただし、致命者に限らず正教会の聖人の称号には厳密な区分けは無いこともあり、直接に殺害されなくとも(例えば監禁・軟禁・抑圧状態下で死を迎えるケースなどで)、致命者として記憶される聖人もいる(モスクワの総主教聖ティーホンなど)。
他教派・他宗教でいう殉教者に該当するが、日本正教会ではこの語は用いない。
(出典:Wikipedia)