自在鉤じざい)” の例文
土間の真ン中に大きな自在鉤じざいが懸っている。土足のまま囲めるようには土へ掘ってあり、鍋には、ししの肉と大根がふつふつ煮えていた。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)