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臂力
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ひりょく
ふりがな文庫
“
臂力
(
ひりょく
)” の例文
衆望の期するところ、
臂力
(
ひりょく
)
衆に勝れ、
河馬
(
かば
)
のごとくに鈍重なる所員フノ・ゴメズ君がその選に当る。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「それがし、年老いたりとは申せ、
臂力
(
ひりょく
)
いまだ衰えは見せぬ。三本の弓一度に引き得べく、身は千斤の力をもっています。どうして老いたりと称してお用いにならぬのですか」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
面
(
おもて
)
は女の如く美で、中肉中背の骨格は何らの研磨を物語っていないが、新九郎が自然に備えた
黒耀
(
こくよう
)
の瞳、柳の
臂力
(
ひりょく
)
、体の屈折など、髪の先から足の爪までほとんど神が一人の剣聖を
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
代々木流
(
よよぎりゅう
)
の
臂力
(
ひりょく
)
をためさぬことも、
蔦之助
(
つたのすけ
)
にとっては、
久
(
ひさ
)
しいものだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
臂
漢検1級
部首:⾁
17画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“臂”で始まる語句
臂
臂掛
臂揺
臂枕
臂突
臂袒
臂長
臂鉄砲