膿腫のうしょう)” の例文
時候も秋涼に向かえるおりから、熱は次第に下り、経過よく、膿腫のうしょううれいもなくて、すでに一月あまり過ぎし今日きょうこのごろは、なお幾分の痛みをば覚ゆれど
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)