膿爛相のうらんそう)” の例文
第一の過程を壊相えそうとか、第二の過程を血塗相けつとそうとか、第三を膿爛相のうらんそう、第四を青瘀相しょうおそう、第五を噉相たんそうとか云う風に説いていて、まだこれらの相を諦観ていかんしないうちは、みだりに人に恋慕したり
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)