脛当はぎあて)” の例文
旧字:脛當
薬売りの持つ旅つづら一つになって、それに似合う下人げにん脛当はぎあてを着け、野太刀ひと腰さしていた。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうした乗馬兵のうしろには二頭の後馬がつづく。その一頭には、昨日の埃を背中にかぶったままの兵が跨がって、不恰好な、とても滑稽な木製の脛当はぎあてを右の足にくっつけている。
接吻 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)