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脊丈
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せい
ふりがな文庫
“
脊丈
(
せい
)” の例文
脊丈
(
せい
)
は
先
(
ま
)
ず四尺ぐらいで、腰に兎の皮を
纏
(
まと
)
っている他は、全身
赤裸々
(
あかはだか
)
である。
鮫
(
さめ
)
のように硬い皮膚の色は一体に
赭土色
(
あかつちいろ
)
で、薄い毛に覆われていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いかなる詩句といえども、画像の
絵具面
(
パレット
)
といえども、彼女の美を写してはいませんでした。彼女はやや
脊丈
(
せい
)
の高い、女神のような形と態度とを有していました。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
間もなくその姿が現われたが、それは普通の労働者ではなく、黒の学者服を身にまとった、
脊丈
(
せい
)
の高い、痩せた、土気色をした、弱よわしそうに見える男であった。
世界怪談名作集:08 ラッパチーニの娘 アウペパンの作から
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
脊
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
“脊丈”で始まる語句
脊丈恰好