“脂煙管”の読み方と例文
読み方割合
やにぎせる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
献上の松茸の籠にきたない脂煙管やにぎせるが挟んであったというので、問屋場の役人らは勿論、立ち会いの名主や百姓共も顔の色を変えた。途中の宿々の人足どもは無論に一々吟味されることになった。
半七捕物帳:37 松茸 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)