“胡栗餅”の読み方と例文
読み方割合
くるみもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みてあからめもせず燈火うちまもるあり。黙然として団扇うちはの房をまさぐるあり。白扇はくせんばたつかせて、今宵の蚊のせはしさよと呟やくあり。胡栗餅くるみもちほほばりて、この方が歌よりうまいと云ふあり。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)