背振山せふりやま)” の例文
茶は鎌倉かまくら時代の始めごろに、えらい禅宗ぜんしゅうの僧が支那から持ってかえり、九州では肥前ひぜん背振山せふりやま、それから都近くの栂尾とがのお宇治うじえたということになっているが、この説の半分はまちがっている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)