“肴切手持行飲”の読み方と例文
読み方割合
さかなきつてもちゆきのむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「二十三日。晴。養竹明日吉野発途之由申来。肴切手持行飲さかなきつてもちゆきのむ。」森枳園吉野の遊である。此事は藤陰舎とういんしや遺稿にも見えてゐるから、少しくしもに補叙しようとおもふ。時に枳園は年六十六であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)