聖武しやうむ)” の例文
奈良時代は、大化改新後に於けるわが国の統一国家としての活動期であるが、第四十五代聖武しやうむ天皇の御代に至つて、その文化は「咲く花の匂ふが如く」燦然と光りかゞやいたのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
むかし西蕃さいばんから渡来した黄熟香くわうじゆくかうを、時のみかど聖武しやうむが蘭奢待の三字に寺の名を入れて、その儘東大寺の宝蔵に納められた稀代の沈香ぢんかうで、正倉院の目録によると、重量二貫五百目、長さ五尺二寸