トップ
>
耳成
>
みみなし
ふりがな文庫
“
耳成
(
みみなし
)” の例文
「
香具
(
かぐ
)
山と
耳成
(
みみなし
)
山と会ひしとき立ちて見に来し
印南
(
いなみ
)
国原」(巻一・一四)という歌にも、この客観的な荘厳があったが、あれは伝説を歌ったので
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
南に向ってはウネビ、
耳成
(
みみなし
)
、天ノ香具山の大和三山にかこまれた平地があって飛鳥の地があり、そこから山岳になって吉野へ熊野へと通じるわけだ。
安吾の新日本地理:04 飛鳥の幻――吉野・大和の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「
香具山
(
かぐやま
)
は
畝傍
(
うねび
)
を
愛
(
を
)
しと、
耳成
(
みみなし
)
と相争ひき、神代より斯くなるらし、
古
(
いにしへ
)
も
然
(
しか
)
なれこそ、
現身
(
うつそみ
)
も妻を、争ふらしき」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
“耳成”で始まる語句
耳成山