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群青
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ぐんじゃう
ふりがな文庫
“
群青
(
ぐんじゃう
)” の例文
早池峰
(
はやちね
)
の西どなりの
群青
(
ぐんじゃう
)
の山の
稜
(
りょう
)
が一つ
澱
(
よど
)
んだ白雲に浮き出した。薬師岳だ。雲のために知らなかった薬師岳の稜を見るのだ。
山地の稜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そこで黄色なダァリヤは、さびしく顔を見合せて、それから西の
群青
(
ぐんじゃう
)
の山脈にその大きな
瞳
(
ひとみ
)
を投げました。
まなづるとダァリヤ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
向ふの山は
群青
(
ぐんじゃう
)
いろのごくおとなしい
海鼠
(
なまこ
)
のやうによこになり、耕平はせなかいっぱい荷物をしょって、遠くの遠くのあくびのあたりの野原から、だんだん帰って参ります。
葡萄水
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“群青”の意味
《名詞》
アルミニウムとナトリウムの珪酸塩などから成る青色の無機顔料。もとはラピスラズリの粉末をいったが、人工的に焼成した似た色の顔料をもいう。
(出典:Wiktionary)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
“群青”で始まる語句
群青色
群青石