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美留藻
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みるも
ふりがな文庫
“
美留藻
(
みるも
)” の例文
一人は紅木大臣の末娘
美紅
(
みべに
)
と申し、今一人は南の国に在る多留美という湖の
傍
(
かたわら
)
に住む
藻取
(
もとり
)
という漁師の娘で、名を
美留藻
(
みるも
)
と申します。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
お婆さんと見えたのは
美留藻
(
みるも
)
が化けたので、今ドンドン流れて行く果物と、それを
追
(
おい
)
かけて行く紅矢を眺めて気味悪くケラケラと笑いました。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
美留藻
(
みるも
)
も最初から湖に沈んだまま姿を見せませぬ。とうとう二人共死んだ事に
定
(
き
)
まりましたから、人々は泣く泣く船を
陸
(
おか
)
の方へ漕ぎ返しました。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
“美留”で始まる語句
美留女
美留楼
美留女姫
美留矢