“羅針儀”の読み方と例文
読み方割合
らしんぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六分儀ろくぶんぎが三個。経線儀けいせんぎ(精確な時計)が二個。羅針儀らしんぎも、すばらしいものをすえつけた。みな、漁船にはりっぱすぎるものばかりであった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
羅針儀らしんぎも正確だ」大佐は、硝子蓋ガラスぶたの上を、指先で、コツコツと叩いた。「時間も、予期したとおり午前一時、淋代さびしろから、まさに六時間半、った」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)