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繙閲
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はんえつ
ふりがな文庫
“
繙閲
(
はんえつ
)” の例文
問疑答離の経験もなく万巻の書もとより
繙閲
(
はんえつ
)
せず、しかもただちに彼岸に達せんとするがごときは慨歎に値するとされても仕方あるまい。
素人製陶本窯を築くべからず:――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち――
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
茶山の集を
繙閲
(
はんえつ
)
すれば、宴飲の盛なることは秋冬の交が尤甚しかつた。此時に当つて綻びた
衣
(
きぬ
)
の
繕
(
つくろひ
)
、朝夕の飲饌の世話などは、蘭軒の家が主としてこれに当つてゐたらしい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かの
曾槃
(
そうはん
)
の著である『国史草木昆虫攷』の書物がある事を思い出し、早速これを書架より抽き出して
繙閲
(
はんえつ
)
して見たところ、
料
(
はか
)
らずもその巻の八に左の記事のあるのを見出した。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
“繙閲”の意味
《名詞》
書物をひもといて調べること。
(出典:Wiktionary)
繙
漢検1級
部首:⽷
18画
閲
常用漢字
中学
部首:⾨
15画
“繙”で始まる語句
繙
繙読
繙訳書