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緑礬
ふりがな文庫
“緑礬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りょくばん
50.0%
ろうは
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょくばん
(逆引き)
叢林
(
そうりん
)
は大地を肉体として、そこから
迸出
(
ほうしゅつ
)
する鮮血である。くれない極まって
緑礬
(
りょくばん
)
の輝きを
閃
(
ひらめ
)
かしている。物の表は
永劫
(
えいごう
)
の真昼に白み
亘
(
わた
)
り、物陰は
常闇世界
(
とこやみせかい
)
の
烏羽玉
(
うばたま
)
いろを
鏤
(
ちりば
)
めている。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
緑礬(りょくばん)の例文をもっと
(1作品)
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ろうは
(逆引き)
物置の中には、いろ/\の物がゴチヤ/\してゐて、
緑礬
(
ろうは
)
の入れてあつた大きな茶碗へ新らしく水を盛つたのが、マッチの灯であり/\と見られた。京子は
緑礬
(
ろうは
)
を呑めば死ねると思つたのらしかつた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
緑礬(ろうは)の例文をもっと
(1作品)
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“緑礬”の解説
緑礬(りょくばん、melanterite)は鉱物(硫酸塩鉱物)の一種。化学組成は硫酸鉄(II)の7水和物(FeSO
4
・7H
2
O)。単斜晶系。黄鉄鉱(FeS
2
)や磁硫鉄鉱(Fe
1-x
S)などが酸化分解することによって生じる二次鉱物。
(出典:Wikipedia)
緑
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
礬
漢検1級
部首:⽯
20画
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緑礬液
緑礬色
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