“緑柱石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
エメラルド50.0%
りょくちゅうせき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛飼うしかひさん、こちらへ入らつしやい。一しよにわたしのおうちへ行きませう。私のお家は、紅宝石ルービー緑柱石エメラルドのかざりのついた、きれいな水晶の御殿です。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
朝になると、家中うちぢゆうには金のやうな黄色い日の光が一ぱいさします。それは水の中の紅宝石ルービー緑柱石エメラルドでかざつた御殿よりも、もつと美しいだらうと思ひます。どうぞ私と一しよに入らしつて下さい。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
その中の白いなみがしらもまるで玩具おもちゃのように小さくちらちらするようになり、さっきの島などはまるで一つぶ緑柱石りょくちゅうせきのように見えて来るころは
風野又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)