絶頂新秋生夜涼ぜつちやうのしんしうやりやうをしやうず鶴翻松露滴衣裳つるはひるがへつてしようろいしやうにしたたる前峯月照一江水ぜんぽうつきはてるいつかうのみづ僧在翠微開竹房そうはすゐびにあつてちくばうをひらく。」題しをはつてのち行く事数十里、途上一江水いつかうすゐ半江水はんかうすゐかざるを覚り、ただちに題詩の処にかへれば