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組与頭
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くみよがしら
ふりがな文庫
“
組与頭
(
くみよがしら
)” の例文
紋服に、下り藤の紋の付いた
麻裃
(
あさかみしも
)
を着て、さッと血の気の引いた顔にくぼんだ眼を
据
(
す
)
え、
口唇
(
くちびる
)
を蒼くしている
戸部近江之介
(
とべおうみのすけ
)
である。
西丸
(
にしまる
)
御書院番頭
(
ごしょいんばんがしら
)
脇坂山城守
(
わきざかやましろのかみ
)
付きの
組与頭
(
くみよがしら
)
を勤めている。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その喬之助が、今日出仕して来て詰番一統に改まって年始の礼を述べないといって、
組与頭
(
くみよがしら
)
戸部近江之介が最先に文句を言い出した。が、喬之助は、詰所へ
這入
(
はい
)
ると同時に立派に挨拶をしたのである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“組与”で始まる語句
組与力同心