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紫雲英
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れんげ
ふりがな文庫
“
紫雲英
(
れんげ
)” の例文
私の死ぬまでに、それがどこかの
紫雲英
(
れんげ
)
の原に、
小
(
ささ
)
やかな一宇の愛の御堂となれば、私は、その原の白骨となって御守護いたします。
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それどころか、彼は、いわば、高く澄みきった暁の星を、咲きさかる
紫雲英
(
れんげ
)
畑の中からでも仰ぐような気持で、二人の思い出にひたることが出来たのである。
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
腕の中に
菫
(
すみれ
)
や
紫雲英
(
れんげ
)
や
苜蓿
(
うまごやし
)
や、そういうつつましい野の花を抱き、なにかいいかけるように前のほうへすこし首を傾けて立っていますが、それはリュウベンスの描いたあのオフィーリヤの顔ではなく
ハムレット
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「心蓮殿、地蔵堂の地は、この辺がよろしいのう。今は、満目の雪でござるが、春ともなれば、
紫雲英
(
れんげ
)
、菜の花、里の子供の遊び場にもようござる」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“紫雲英(ゲンゲ)”の解説
ゲンゲ(紫雲英、翹揺、学名: Astragalus sinicus)はマメ科ゲンゲ属に分類される越年草である。中国原産。別名レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ(蓮華)、ゲンゲバナ、ゲンゲソウ、ノエンドウ、ホウゾウバナともよばれる。水田の緑肥や、蜜源植物としても知られる。
(出典:Wikipedia)
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
英
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
“紫雲英”で始まる語句
紫雲英田
紫雲英草