トップ
>
紙子縒
>
かんじより
ふりがな文庫
“
紙子縒
(
かんじより
)” の例文
内蔵助の指に、
紙子縒
(
かんじより
)
がぴんと
縒
(
よ
)
れていた。甚だ好ましくない気ぶりを太く結んだ
脣
(
くちびる
)
が無言に答えている。——こういう過激な感情家は、大野、玉虫などの
輩
(
やから
)
より困る。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
というように、
模糊
(
もこ
)
とした態度と面持のまま、暫くだまりこんでいたが、やがて、所在なげに、
煙管
(
きせる
)
をとりあげて、かるくたたく。それから、机の端の紙きれを取って、
紙子縒
(
かんじより
)
に
縒
(
よ
)
っている。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
縒
漢検1級
部首:⽷
16画
“紙子”で始まる語句
紙子
紙子紙
紙子揉
紙子仕立両面鑑