“紀元”の読み方と例文
読み方割合
きげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中川紀元(きげん)氏の今年の裸体は去年のほどおぞましく恐ろしくはない。わざとらしさが少しけ抜けたせいか、それとも此方(こちら)の眼が少し教育されて来たせいかもしれない。
二科会その他 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
かくして西暦(せいれき)紀元(きげん)千七百五十五年(せんしちひやくごじゆうごねん)のリスボン地震(ぢしん)の記事(きじ)がよく了解(りようかい)せられる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
中川紀元(きげん)氏の裸体画を見ていると、何だかある甲虫を聯想するが、何だという事が、はっきり思い出せない。この聯想はあるいは主としてあの女の右の足から来るのかもしれない。
二科会展覧会雑感 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)