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糅飯
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かてめし
ふりがな文庫
“
糅飯
(
かてめし
)” の例文
取分け奥州の小百姓はそれが
酷
(
ひど
)
い、
襤褸
(
ぼろ
)
を着て
糅飯
(
かてめし
)
を食つて、子供ばかり産んで居る。丁度、その壁土のやうに泥黒い、汚い、光ない生涯を送つて居る。
文学に現れたる東北地方の地方色:(仙台放送局放送原稿)
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
それから、蠶豆がもうぼつぼつ薄むらさきの花をつけ始めた、新しい蠶豆の入つた
糅飯
(
かてめし
)
を思ひ出す、あれを食つてから東京へ行きたい、などとも云つた。
続生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
“糅飯(かて飯)”の解説
かて飯(かてめし)は、米に他の穀物や野菜・海藻などの食品を混ぜて炊いた飯。「かて」ともよび、「糅飯」とも書く。
(出典:Wikipedia)
糅
漢検1級
部首:⽶
15画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“糅”で始まる語句
糅然
糅雑