粉河こかは)” の例文
「ちゝはゝの惠みも深き粉河こかは寺、………」文句は違ふが、唄の節廻しはあの御詠歌によく似てゐる。
二月堂の夕 (旧字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
朝の八時より参詣いたす。総参詣人一日へいきん二万人以上づつあるよし。午後一時より高野山より下り高野口駅え午後四時に著。是より粉河こかは駅え著。かなも館支店宿泊。一円、参詣費。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)