簀掻莚すがきむしろ)” の例文
そのほかおうまや方や台所方の近年までの同僚など、犬千代にいて、もう簀掻莚すがきむしろのうえへどやどや上がりこんで坐っていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茅葺かやぶき屋根に簀掻莚すがきむしろのこの家の家造やづくりのとおりに、生地きじそのままであった。この中に人の心をひく美があれば、それこそまったくよそおった装飾の美ではなく、飾らないありのままな生地の美であった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)