篠宿しのじゅく)” の例文
それからほどなく、早出に篠宿しのじゅくを発った一人の旅人が、峠の裾はるか底に、一団の火焔が上るのを認めた。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)