“競馬場（けいばじょう）” の例文

去年（きょねん）の九月古い競馬場（けいばじょう）のまわりから掘って来て植（う）えておいたのだ。今ごろ支柱を取るのはまだ早いだろうとみんな思った。

或る農学生の日誌 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

わたしは痛（いた）い足をいやいや引きずって競馬場（けいばじょう）に帰りかけた。やっと苦しい一時間ののち、わたしはボブの車の中でマチアとならんでねむっていた。

家なき子：02 （下） (新字新仮名) ／ エクトール・アンリ・マロ(著)

かれはまたわたしたちを見つけたので、たいそう喜（よろこ）んでいた。かれは二人の友だちといっしょに競馬場（けいばじょう）へ来て、力持ちの見世物を出そうとしているところであった。

家なき子：02 （下） (新字新仮名) ／ エクトール・アンリ・マロ(著)

そのあくる日、カピを馬車に結（ゆ）わえつけて番犬において、わたしはマチアと競馬場（けいばじょう）へ急いで行った。

家なき子：02 （下） (新字新仮名) ／ エクトール・アンリ・マロ(著)

“競馬場”の意味

《名詞》

競馬が行なわれる走路、及び観覧などのための施設全体の総称。
(出典:Wiktionary)

“競馬場”の解説

競馬場（けいばじょう）とは、競馬を行う施設である。
狭義の競馬場は競走馬による競走（レース）を行うための馬場（コース）そのものを意味するが多くの場合、レース観戦のためのスタンドなどコース周辺に設置される様々な施設をも含めた総称を競馬場という。
競馬場には競走を行うに当たって必要な馬場や競馬を円滑に行うための各設備のほか、観客が来場ならびに観戦に必要な設備を有することが多い。
(出典:Wikipedia)

競	常用漢字 小４ 部首:⽴ 20画
馬	常用漢字 小２ 部首:⾺ 10画
場	常用漢字 小２ 部首:⼟ 12画