“竜田山”の読み方と例文
読み方割合
たつたやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊本の高等学校にいる時分もこれより静かな竜田山たつたやまに上ったり、月見草ばかりはえている運動場に寝たりして、まったく世の中を忘れた気になったことは幾度となくある
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
竜田山たつたやまの死人をみてふとつぶやいた言葉に、おのずから調べが乗ったような御歌である。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)