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窪田
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くぼた
ふりがな文庫
“
窪田
(
くぼた
)” の例文
艇長の責任がある
窪田
(
くぼた
)
は困った。敵手の農科はことにメンバアが
揃
(
そろ
)
っていて、一カ月も前から法工医の三科をさえ
凌
(
しの
)
ぐというような勢いである。
競漕
(新字新仮名)
/
久米正雄
(著)
と、懇切なことばの後に、江戸へ出たら、同封の紹介状を
携
(
たずさ
)
えて、幕府のお旗本、
窪田
(
くぼた
)
助太郎どのの門をお訪ねしてみるがよい——と結んであった。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
窪田
(
くぼた
)
君、窪田君、珍談があるよ」と声を低く、「きのうから出ていない
樋口
(
ひぐち
)
が、どこからか
鸚鵡
(
おうむ
)
を持って来たが、君まだ見まい、早く見て来たまえ」
あの時分
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「かあいそうなことを言う、しかし実際あの男は、どことなく影が薄いような人であったね、
窪田
(
くぼた
)
君。」
あの時分
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
『
窪田
(
くぼた
)
先生。あれは、お宅ではないのか』
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
窪
漢検準1級
部首:⽳
14画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“窪田”で始まる語句
窪田空穂