“空爆”の読み方と例文
読み方割合
くうばく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
って案ずるに、独軍では、無音むおん飛行機を使っているか、乃至ないしはグライダーをもって、わがロイヤル・オーク号を空爆くうばくしたものにちがいない。
沈没男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これは、空爆くうばくで、爆弾の破片によってうけた傷であったのか。前額の左のところに、その気味のわるい前途ぜんとを持った傷口があったのか。そんなことを考えると、その傷口のことが、にわかに心配になった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)