“空板”の読み方と例文
読み方割合
からいた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「永々」とは、蓋し彼が前座で空板からいたを叩いてゐた昔々から、老後の今日に至るまでの、満天下の聴衆への、「永々」の感謝だつたと云へよう。考へると、哀れが深い。
吉原百人斬り (新字旧仮名) / 正岡容(著)