稗益ひえき)” の例文
これはいわゆる童蒙のためにもなろうが、原文の妙を解し得る人々のためにも、一種の新刺戟となって、すこぶる興味あり、かつ稗益ひえきする所多い作品である。
『新訳源氏物語』初版の序 (新字新仮名) / 上田敏(著)