それが皮切で、それからは手当り放題に色々なのを読んだが、最も愛読したのは、魯文かだれかゞ中本式の稗史に縮めた『八犬伝』であつたかと思ふ。
“稗史”の意味
“稗史(野史)”の解説
野史(やし、Yě shǐ)とは、歴史学における用語であり、正史の対義語にあたる。稗史(はいし、bài shǐ)ともいう。“正史”に記録されていないか、“正史”とはされなかった民間で編纂された史書や、または伝聞の記録、民間に伝わる話、およびそれらに基づいて編纂された史書を指す。必ずしも虚構とはいえない、とされている。例えば、『漢書』「芸文志」は如淳の言葉を引いている。
「細米爲稗、街談巷説、甚細碎之言也。王者欲知里巷風俗、故立稗官、使稱説之。」
余嘉錫は『小説家出於稗官説』のなかで、「稗官者天子之士也」としている。周楞伽の『稗官考』では、稗官は「天子之士」であるという説に反対している。
(出典:Wikipedia)
「細米爲稗、街談巷説、甚細碎之言也。王者欲知里巷風俗、故立稗官、使稱説之。」
余嘉錫は『小説家出於稗官説』のなかで、「稗官者天子之士也」としている。周楞伽の『稗官考』では、稗官は「天子之士」であるという説に反対している。
(出典:Wikipedia)
“稗史”で始まる語句