秋津あきつ)” の例文
此歌と一しょにある一首は、「滝の上の三船みふねの山ゆ秋津あきつべに来鳴きわたるはたれ喚子鳥よぶこどり」(巻九・一七一三)というのだが、これも相当な作で、恐らく藤原宮時代のものであろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
四ときほど門司にとどまる我船に歌びと秋津あきつ三池より来る