“私闇”の読み方と例文
読み方割合
ワタシヤミ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私闇ワタシヤミの中に、烈々と燃え盛つてゐた修法の壇は、依然として、炎をあげてゐたが、夏近い明るい外光を受けた天井・柱・壁・床の新しい彩色が、一時に堂を明るくした。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)