禍端乱階かたんらんかい)” の例文
然るに何ぞ図らん此の俊徳成功の太祖が熟慮遠謀して、ばかり思いしことの、その死すると共にただち禍端乱階かたんらんかいとなりて、懿文いぶんの子の允炆いんぶん、七国反漢のいにしえを今にしてくるしまんとは。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)