禍殃くわあう)” の例文
五郎兵衛は只二人を留めて置いて、し人に知られるなら、それが一刻も遅く、一日も遅いやうにと、禍殃くわあうを未来にる工夫をするより外ない。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)