“神采”の読み方と例文
読み方割合
しんさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさに神采しんさい奕々えきえきとして、梟雄きょうゆう弾正太夫をさえ、叱咜しったし去らん勢いである。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
実に白い、雪以上の、白以上の強い、輝く白、その「白」がその全面をもって、直射する、また氾濫はんらんする日光を照りかえす、その「白」の美感は崇高そのもの、神采しんさいそのものでなくて何であろう。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)